
はじめに~
生前、大切な人から「もし自分が亡くなったら、海に骨をまいて欲しい」といわれた事がある方も少なくないのではないでしょうか。
筆者の祖父も生前は「海に骨をまいて欲しい」と家族に伝えてくれていました。
きっと今は海に溶け込んで、キラキラした水面で輝いていると思うと、心があたたかくなります。
故人の想いを叶えるために、美しい沖縄の海でできる散骨方法をまとめました。
海洋散骨に沖縄の海が選ばれる理由
沖縄の海はもっとも記憶に残る青色
海洋散骨に沖縄が選ばれるのは、やはり日本の海の中でもっとも美しいとされているからでしょう。
真っ青な沖縄の海は、プランクトンや微生物が少ないため透明度が高いとされています。
沖縄に住んでいなくとも家族旅行などで訪れた際に思い出に残る場所としても挙げられます。
家族と旅行に行った思い出がきっかけで、沖縄の美しい海に還りたいと思う方も多いはずです。
涙が似合う海
沖縄の歌として「涙そうそう」が有名ですが、沖縄の透明に近い海の青色を見た時、心がギュッと掴まれたような感覚になります。
沖縄の海は、なぜだか懐かしいような、還りたくなるような自然の偉大さを感じ、思わず涙ぐむような美しさを持っています。
生命の起源である広大な海には感動せざるを得ません。
海洋散骨という供養の選択肢の広がり
海外では土葬が多い国もありますが、日本の埋葬方法として、一番に火葬が挙げられます。
日本では火葬の義務化はされていませんが、実際にはほとんどの方が火葬を選択します。
現在では、火葬の後のご遺骨の埋葬方法で、さまざまな広がりを見せています。
ご遺骨をお墓に納めて供養する方法が一般的ですが、ご自宅でご遺骨を骨壷に納めて供養する自宅供養も選択肢のひとつとしてあります。
他には自然葬として樹木葬や海洋散骨も、近年では人気が高い供養方法です。
※火葬は法律では義務化はされていませんが、多くの自治体で義務化されています。
沖縄で行う様々な海洋散骨方法
沖縄で行う散骨方法として、いくつかの方法が挙げられます。1.貸切(ファミリーなどで行う場合)
ご家族で故人との思い出を話しながら乗船し、散骨を行うプランです。
貸切なのでゆっくりとご家族の時間が用意できます。
沖縄の海で遊んだ記憶や、澄んだ青色を眺めながら語った故人との思い出の数々。
たくさんの思い出をくれた故人を、ご家族で想いながら「ありがとう」という感謝の言葉と共に供養できます。
2.のりあい(2組などの少数)
2組などの少数のご家族が乗船し、散骨を行うプランです。
お値段を抑えながら、家族で故人を見送ることができるのがメリットです。
また、のりあいを選ぶことで故人との思い出を互いに語りながら、交流することができます。
故人を思うご家族同士の交流が生まれ、海洋散骨という供養自体が思い出となることもあります。
3.代理
ご家族に代わって銀河ステージのスタッフが代理散骨を行うプランです。
海洋散骨の様子はフォトアルバムと海洋散骨証明書にて報告させていただきます。
乗り物酔いをしてしまう方や、事情があり同行できない方におすすめのプランです。

沖縄県の海洋散骨のエリアの説明
実際に沖縄で海洋散骨ができるエリアを紹介いたします。
銀河ステージでは、プランによって海洋散骨ができるエリアが異なります。
貸切:沖縄県 東海岸、沖縄県 西海岸、沖縄県 石垣島、沖縄県 宮古島
のりあい:沖縄県 沖縄
おまかせ(代理):沖縄県 沖縄
沖縄県で行う海洋散骨の料金プラン例、相場
沖縄で行う海洋散骨の相場は貸切は20~30万円
のりあいは10〜15万円
代理散骨は5万円前後となっています。
沖縄で貸切やのりあいの海洋散骨を行う場合、料金プランのほかに現地までの移動費用が必要となります。
航空券や宿泊などの旅費は含まれていないケースが多いため、別途ご準備していただく必要があります。
なお、沖縄の旅行相場は、一人あたり10万円前後+往復航空券代と言われております。
沖縄で行う海洋散骨の実施方法
海洋散骨自体、特別な許可の必要はなく、原則としては自由におこなえるものです。
しかし、周りへの配慮や散骨場所への配慮は必要になってきます。
その点、銀河ステージでは船で移動し、周りや散骨場所に配慮しながらおこなえるので、安心して故人を供養することができます。
大まかな流れとしては下記の通りです。
- ①火葬
- ②遺骨受取
- ③粉骨(散骨業者が行えます。)
- ④現地に持参もしくは郵送(遺骨の郵送や取り扱い方!)
- ⑤散骨
海洋散骨における注意点
海洋散骨をおこなうにあたって、いくつか注意する点がございます。・法律
法律的に海洋散骨は葬送の一環として認められており、問題ありません。しかし、公序良俗の配慮が必要になってきます。
また、法律で禁止されておりませんが、一部自治体によって条例で禁止されている地域もございますので、確認が必要になります。
・地域住民や漁業者への配慮
地域住民や漁業者が使う海で散骨をおこなうと、トラブルの元となってしまいます。海洋散骨協会ガイドライン(https://kaiyousou.or.jp/guideline.html)などを確認し、迷惑にならない場所で海洋散骨を行いましょう。
・散骨場所の制限がある場合がある(港近くや海水浴場付近は不可など)
海洋散骨自体は法律では禁止されていませんが、中には港近くや海水浴場では海洋散骨が禁止されている場所もあります。海洋散骨をおこなう際は、よく調べてからおこないましょう。・天気とか、波の状況による中止のリスク
特に船を使った海洋散骨をする場合、天候や波の状況によって延期または、中止されてしまうリスクがあります。当日の天候をよく調べ、天候が悪くなりそうな場合は予備日を作っておくと安心です。・宗教、親族間での合意の必要性
故人の意志を尊重したいという思いが第一ではありますが、宗教や親族間での合意はかならず取るようにしましょう。散骨をしてしまったあとでは親族間でトラブルになってしまう可能性があります。・専門家がいない海洋散骨は危険
法律で禁止されていないからといって、専門家がいない中、海洋散骨をしてしまうのはトラブルの元になります。専門家が同行のもと海洋散骨を行ってください。銀河ステージの海洋散骨にかける想い
故人がかつて愛していた海に供養してあげたいという願いを叶えるためにご希望に寄り添った様々なプランをご用意しております。生命は海から生まれ、そして海に還っていく。
この美しい生命の循環のひとつになりたい。
広い海を眺めると、大切なあの人のことを思い出せるような、
あたたかい思い出をつくるために海洋散骨をおこなっております。
銀河ステージ