納骨式の時期や流れ、費用を解説!

2023.12.18

コラム

1. 納骨式とは何か?

納骨式は故人のご遺骨をお墓などに納めるための儀式です。宗教や宗派によって異なりますが、一般的には四十九日法要に合わせて行われることが多いです。

納骨式の目的

納骨式とは、故人がこの世を去った後、遺骨を適切な場所に納めるための儀式のことです。故人を供養し、その霊を安置する目的があります。また、故人の尊厳を守りながら、遺族やご参列の方々にお別れの場を提供することも重要な目的です。

納骨式の一般的なタイミング

 納骨式の時期には厳密な決まりはありませんが、地域によっては火葬後に行われることもあります。四十九日法要の際に行われることが多いですが、宗派によってはこれ以外の日に行われる場合もあります。まれに一周忌や三回忌などの特別な法要と結びついて行われることもあります。

 

2. 納骨式の費用について

納骨式の費用は、お墓や納骨堂の使用料、墓石や位牌の制作費、式場の利用費など、さまざまな費用がかかります。

一般的な納骨式の費用

 一般的な納骨式の費用は、納骨場所や式場などの条件によって異なりますが、おおよそ30万円から100万円程度が目安となります。納骨堂やお墓の使用料が月額でかかる場合もありますので、長期的な費用も考慮する必要があります。

費用は何にかかる?

納骨式の費用は、お墓や納骨堂の使用料、墓石や位牌の制作費、式場の利用費などで構成されます。また、お寺への依頼や石材店への依頼、遺骨埋葬許可証の取得などの手配にも費用がかかることがあります。

節約方法としては、複数の業者に見積もりを依頼して比較することや、地域の墓石店やお寺の相談に乗ってもらうことが挙げられます。また、納骨式の費用を家族で折半することや、一部を分割払いにすることも考えられます。

納骨式を行う際には、事前に費用の内訳を確認し、予算に合わせた準備をすることが大切です。

 

3. 納骨式の流れと準備するもの

 

納骨式の通常の流れ

一般的な納骨式の流れは以下の通りです。

  1. 参列者の集合と挨拶

    納骨式当日、参列者は指定された場所で集まり、故人への最後のお別れをします。
    参列者同士や故人の家族と挨拶を交わしましょう。

  2. 法要の実施

    お寺や宗派によって異なる点もありますが、一般的には法要が行われます。
    お経や読経、法要といった宗教的な行事が行われます。

  3. ご遺骨の収める

    お法要が終わった後、故人のご遺骨をお墓や納骨堂に収めます。
    お墓に入れたり、納骨堂の適切な場所に納めたりすることが一般的です。

  4. 香典やお布施の奉納

    参列者は故人への祈りを込めて香典やお布施を奉納します。
    これは故人の供養に役立つとされています。

  5. 弔辞や挨拶

    参列者の中から指定された人が弔辞や挨拶を行います。
    故人への思いや感謝の気持ちを述べることが一般的です。

  6. 参列者全員での祈り

    最後に参列者全員で手を合わせ、故人の冥福を祈ります。
    この祈りが故人の供養につながるとされています。

 

必要な物品やお供え物とその準備

納骨式には、以下の物品が必要となります。事前に準備をしておきましょう。

  1. 遺骨入れ

    故人のご遺骨を納骨するための遺骨入れ(骨壷や袋)が必要です。適切な遺骨入れを用意しましょう。

  2. 参列者用の席次表

    法要の進行を示すプログラムを作成し、配布すると良いでしょう。
    参列者は法要の進行を把握できるため、心地よく参列することができます。

  3. 法要の進行を示すプログラム

    参列者の中から指定された人が弔辞や挨拶を行います。
    故人への思いや感謝の気持ちを述べることが一般的です。

  4. 香典袋とお札

    参列者が香典を奉納する際に使用する香典袋とお札を用意しましょう。
    香典袋には金額が書かれており、お札は金額に応じたものを用意します。

  5. お供え物

    参列者が故人への供物として奉納するお供え物を用意しましょう。
    花や線香、お線香立てなど、故人に対する思いを込めたものを選びます。

  6. 弔電や弔問状

    故人のご遺族宛てに、弔電や弔問状を送る場合は事前に用意しておきましょう。
    きちんとした気持ちを伝えるためにも大切な手続きです。

4. 納骨式のマナー(服装・香典・お布施)

納骨式に参列する際には、服装やお布施についてのマナーを守ることが大切です。

服装について

納骨式に参列する際の服装は、四十九日法要までは喪服が一般的に使われます。喪服は黒い色調の服装であり、男性は黒のスーツや背広、女性は黒のスーツや喪服などが適切です。ただし、地域や宗派によっては異なる場合もありますので、参列する前にそのような情報を確認することをおすすめします。また、四十九日を過ぎた後は、黒い衣服であれば平服でも問題ありません。

香典やお布施について

納骨式に参列する際には、香典やお布施の準備も忘れずにしましょう。香典は、故人やその家族に対する謹んでのお悔やみの意を表すために渡されるお金のことです。一般的な香典の金額相場は3,000円から5,000円程度とされていますが、地域や関係性によっても金額は異なりますので、適切な金額を渡すようにしましょう。また、お布施についても、参列者が故人に対して捧げるお金や供物のことを指します。具体的なお布施の方法や金額については地域や宗派によって異なる場合がありますので、事前に確認しておくことが重要です。

 

5.納骨式は家族だけでも大丈夫?

納骨式は家族のみで行うことも可能であり、最近は家族のみで行うケースも増えています。納骨式を家族のみで行う場合、親族、知人、友人への配慮や挨拶が重要です。

納骨式は故人を供養する儀式であり、家族のみで行う場合でもマナーや礼儀を守ることが大切です。

 

6. 納骨式後の会食について

納骨式後の会食では、会場の手配や参列者への招待、御膳料の準備が必要です。
会食前には、施主の挨拶や献杯の挨拶が行われます。会食の際には以下のようなマナーがあります。

会食の準備

会食の準備では、場所や料理の選定を行います。会場は静かで落ち着いた雰囲気の場所を選ぶことが望ましいです。また、料理では故人の好物や家族の好みを考慮することも大切です。会食の人数や予算も事前に確認しておきましょう。

施主の挨拶

会食前には、施主の挨拶が行われます。施主は納骨式の主催者として、参列者への感謝の気持ちや故人への思いを述べるべきです。
挨拶は短く、心のこもった言葉を使うことが大切です。

会食の礼儀

会食の際には、席順や席次、席の配置に気を配ることが重要です。故人の家族や特別な方を中心に席を配置しましょう。
また、会食中はマナーを守って静かに食事をするよう心掛けましょう。
食事中の会話は故人のことや家族の思い出について話す場となることが多いです。
お酒を飲む場合は、節度を持って飲むようにしましょう。

 

7. 会食はしなくても大丈夫?

納骨式後の会食は一般的ですが、会食を行わない選択肢もあります。最近では、納骨式後の会食を行わないケースも増えています。

会食を行わない場合でも、参列者への連絡や感謝の気持ちを伝える必要があります。感謝状やお礼状を事前に用意し、参列者にお渡しすることが一般的です。

また、会食を行わない場合でも御膳料の準備が必要です。参列者にお茶やお菓子をご提供することで、感謝の気持ちを表します。

納骨式後の会食を行わないことを選択する場合でも、参列者への連絡や感謝の気持ちの表明は大切です。
納骨式後の会食の有無は、家族や故人の意向・遺言などを考慮し、慎重に決めるべきです。

 

まとめ

納骨式は故人を偲びながら供養をする重要な儀式であり、一般的には四十九日法要の後に行われます。
納骨式を行う際には、準備や納骨式の日時を決めるために寺院や石材店と連絡を取る必要があります。

納骨式は大切な儀式であり、故人への感謝や供養の気持ちを込めて行われます。
適切な段取りと準備を行い、故人の意志に添った形で行うことが大切です。

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